一番残酷なグリム童話【6月】 -今号の作家陣も豪華です!
優秀な漫画家さんを意欲的に探し出して、「童話」「都市伝説」「ファンタジー」「戦争」「歴史」「史実」様々な分野の作品をアレンジして世に送り出す。
原典がありオリジナルではないけれど、作家自身のアレンジ能力ですっかり消えてしまった、「少女漫画の多様性」を見る事が出来る油に乗った「女性向漫画」だと再認識しました。
「一番残酷なグリム童話」と名前からして、きわもの扱いされて読まれていない感じなのが勿体無い今日この頃です。なんとかならないかな・・・。
**一番残酷なグリム童話【6月】**
■「蟹のお角」魔木子
「鷲尾滋瑠のホームページ(魔木子・鎌田幸美共同公式サイト)」
なんて言えばいいのかな・・?絵柄は少し古いかもしれないけど色気がある感じ。作品自体は文句無くイイです。長い物語の一遍をドラマに仕上げる辺りすごいです。この作品の続きが読んでみたいですね。
■「たまと鈴の下駄」かずはしとも
たまの父親の無表情さがその異常さ表していて・・・怖さを感じました。最後の終わり方も感動。幸せになれる漫画っていいよね。
■「天国のKISS」小野双葉
神父とやぶ医者。あんまり興味をそそらない設定を読ませる作品にする努力が読み取れます。昔より絵柄もソフトになっている感じ?面白かったです。
■「めるへんめるへん」桜木さゆみ
「桜木さゆみファンサイト なぐさめてあげる」
「探偵バー」への取材って・・・。ここかな?「探偵BAR Answer」
知らなかったけど、別れさせ屋ってあるのね・・・
■「金瓶梅」竹崎真実
前回の続きです。なんていうか・・・瓶児のバカっぷりは凄い感じですね。結局みんなからのけ者に。あんまり、竹崎先生の漫画に出てこないタイプの子供キャラ「栄祝」もませガキだけどかわいい感じで良かったです。
それにしても、正妻の「月娘」さん怖すぎ・・・前から思っていましたが。
■「称羅」原ちえこ
「吸血鬼カミーラ」を下敷きにして歴史もの書いちゃうなんてすごいです。面白かったです、さすが原先生。相変わらず、描写が細かいです。少将様のボケキャラっぽさもイイ!
そういえば、「ガラスの仮面」の吸血鬼カミーラも良かったな~。マヤちゃんと亜弓さんの競演対決で「吸血鬼カミーラ」とか美内先生描いてくれないかな?
■「女鼠小僧」天ヶ江ルチカ
主人公の心情・心境の変化が絵に表れていて、すごいな~と思いました。
■「白旗の少年」北川玲子
戦争の中で生まれた悲劇・・・。最近はそういう「テーマ」を一貫して描いていらっしゃる北川先生の作品。本当は、こう言う漫画を子供達に読んでもらいたいですね。
戦争による「名もなき人々の死の意味・・・」答えられる人はきっといないでしょうね。
■「7色の脳みそ」呪みちる
最近、都市伝説を題材に作品を発表されていますね。色々な観点から「恐怖」を作り上げる先生の作品はほんと怖いです。短編なのにストーリーの組み立ても上手いですね。最初の自然食のお店での出会いが、意外なラストに繋がるところとか。
■「シンドバットの妻の冒険」 漫画:坂東いるか 原作:阿曾恵海
カラー表紙、絵が細かい~!豪華ですね。そのまんま単行本の表紙にしなきゃ勿体無い。相変わらず絵が上手いですし、ファンタジー?な内容に面白さを感じました。
続編描いてくれたらいいな~楽しみにしています。
■「命短し恋せよ乙女」大倉かおり
主人公より、ライバルの華族のお嬢様「白川」のキャラに魅力を感じたのは私だけ?本誌初登場今後が楽しみです!
■「ショート★トラブル」みなかみあんず
イザベルの髪型面白かったです!最後のオチも好きですね。ラブコメっぽい展開ってすきだな~。
■「瓜ふたつ」藤田あつ子
イソップ童話「牛とライオンと母親と狩人」が原典なのですね。自分の行いはいつか必ず自分の身にふりかかる・・・うまいアレンジの仕方で感心します。現代の人間像にせまる感じですね。
→まだまだ、少ない残グリ読者に愛の手を。人気blogランキング
※感想は、面白かった!面白くなかった関係無く目に付いた作品を中心にお送りしています。
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)



最近のコメント