「売れない漫画誌」あたりまえでは?
先日から、書こうと思っていた記事です。
読んでいて、なるほど・・・と思いました。
とらえ方の違いにですが。
■「読者の漫画誌離れの背景には、作品が複雑化し、連載で読むには適さなくなったこと」
かっては「漫画」に使われていた「お金」「時間」が現在、「携帯電話」や「インターネット」に使われているだけでは?「小説」「漫画」の土壌に、「携帯電話」「インターネット」が加わっただけの話。売上が落ちるのは当然なのですが・・・。
売上が落ちた原因を出版社側が「作品が複雑化し、連載で読むには適さなくなったこと」こんな感じに思ってしまい、今の現状になったのでしょうね。私はこの意見には逆の考えで、ほとんどの作品は「単純化」していると思います。
これがむしろ漫画誌離れの背景では?漫画好きな人たちが漫画誌自体から離れている感じがします。同じような内容の単純な作品ばっかり載っている雑誌より、読める単行本に・・・って感じなのでは。
私のように「雑誌を読んでみないと納得できない読者」だけでなく評判を聞いてから読む読者も多いはず。「インターネット」の普及によって面白い作品を探し出す事も容易になって来たから単行本自体は様々な口コミ(ネットでの評判含む)で売れるけど雑誌は・・・って言うのも現状なのかも。
■「漫画誌の衰退は漫画の多様性を損ない、新人の育成に大きな障害をもたらすと懸念する声も大きい。」
少女漫画誌はすでに深刻ですね。「面白い作品を描くな~」って注目していた「○談社」の新人さんが、「○heese!」でエロ少女漫画(もう、新たな分野が出来たのでしょうね・・・)を描いていた時は正直、悲しくなりました。
ターゲットを極端にしぼった結果、新人は活躍できる場が限定され自分の多様性を発表できる機会無く消えていく。単行本を出せば、一定以上は必ず売れる固定の漫画家ファンがいる現役の先生方もターゲットにあわず活躍の場が限定され・・・居場所が無くなった結果消えていく。
漫画誌全体が売上が落ちた時の「対処」によって、漫画の多様性が失われその結果が現在の状況なのです。
■「今のところは読者懸賞の充実などしか手立てがないようだ。」
少女漫画誌にとっては鬼門では無いでしょうか?特に読者が少ない雑誌ほど。懸賞を充実させると、その号だけ購入する読者が増え、結果話が分からない(今までの流れがわからない)「連載漫画」より「よみきり漫画」に人気が集まるからです。
私の妹(単行本派な人です。)も言ってたのですが、懸賞目当てで購入した漫画雑誌の「連載漫画は面白くない」との意見・・・。最近「よみきり漫画」だけの少女漫画雑誌が増えました。
「よみきり漫画」雑誌っていつでも読めるけど、いつでも読むのを止めることが出来るのです。
単純化して、連載をなくした漫画雑誌からヒットしている漫画ってあるのかな?連載の無い「よみきり漫画」は極論「読み捨て漫画」で消耗品、結局人気が集まる事も無いのです。
結局「読者の漫画誌離れの背景には、作品が複雑化し、連載で読むには適さなくなったこと」の記事は成り立たちません。
懸賞によるアンケートは危険です!!!
もちろん雑誌によっては必要ですけど。
■「多様な雑誌が多様な作品を発表してきたからこそ、日本の漫画文化は発展した。また、漫画誌は新人発掘の重要な場でもある。漫画誌の編集者たちは『毎号漫画を読ませる』ことの意味を考え直す必要がある」
結論として、漫画評論家の村上知彦さんの話を「記事の作成者」は漫画誌の編集者達と同じく理解できていないのでは無いでしょうか?ただ、危機感を持って記事を作成して下さったのはすごくありがたいと思います。私自身の考えを少しはまとめる事も出来たので。
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今の【少女】漫画について思うこと場外戦「総論反対、各論反対」
「売れない漫画誌」の記事に関して書かれています。オススメ!
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